ファッション

「エルメス」がNYソーホーにシューズに特化したポップアップ 若年層の新客獲得狙う

 「エルメス(HERMES)」は12日、ニューヨーク・ソーホー地区のグリーン通り63番地にシューズのポップアップストアをオープンした。店舗面積116平方メートルの同ストアは、「エルメス」の全店舗を手掛ける建築会社RDAIとは別の企業に依頼したという。

 2018-19年秋冬コレクションの中からスニーカーとサンダルを中心にメンズ・ウィメンズ合わせて150品番をそろえる。また、ポップアップのために“オズ”ミュールと“クイッカー”スニーカーの限定モデルを発売する。

 同ストアは6カ月限定でオープンし、期間の延長はないという。「エルメス」は2019年に3層約930平方メートルの新店舗をニューヨーク・ミートパッキング地区にオープン予定で、今回のポップアップは「新店舗が成功するための種まきの役割を果たす」とロバート・チャベス(Robert Chavez)=エルメスUSA最高経営責任者(CEO)は説明する。

 今回のポップアップは若者をターゲット層に定めたというチャベズCEOは、「シューズは新規顧客の開拓に最適だ。シューズを求めてウェブサイトや店舗のトラフィックが増えた。このポップアップはシューズデザインを担当するピエール・アルディ(Pierre Hardy)が作り出すコンテンポラリーなデザインのおかげだ。このデザインを新たな顧客層にアピールしたかった」と語る。

HERMES x ファッションの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

東京に広がる “成熟したエレガンス”と“リアルクローズの提案力” 2025-26年秋冬東コレ特集

3月31日発売の「WWDJAPAN」は、2025-26年秋冬の「楽天 ファッション ウィーク東京」特集です。今季の特徴は、デザイナーらがブランド設立当初の世界観を大きく前進させたこと。東京らしいパーソナルな視点でのモノ作りに加え、“エレガンス”を成熟させて幅広い層に刺さるクリエイションが際立ちました。同時に、よりリアルクローズを意識した提案も目立ち、今後に向けてのターニングポイントを予感させるシー…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。