SHIBUYA109エンタテイメントは22日、渋谷109の新ロゴを発表した。2019年に開館40周年を迎えることを記念して行われたもので、開館以来初のロゴ変更になる。4月18日〜5月20日の約1カ月間一般公募が行われ、9537点の応募があった。さらに4つの最終候補から一般投票が行われ、ハナガキダイジュ氏と池田敦美氏の共同デザインによるロゴが選ばれた。来年の春をめどに取り付けられる予定だ。
新ロゴは、“イチマルキュー”の“マル”に着目した丸みのあるデザインとピンクのグラデーションが特徴。デザインをしたハナガキダイジュ氏は「デザインの仕事を20年近くやってきて、本当に大きな賞をいただいた。今回“109”というロゴが全部つながっているが、渋谷の街の人々を全部つないでいけたらと思い、こういったロゴを作った」と説明し、共同でデザインした池田氏は「実感がわかず、信じられないという気持ち。とがった個性を発信していくというよりは、多くの人に親しみを持ってもらえるような丸みのあるデザインにすることを意識した。これから多くの人に好きになってもらい、定着していってほしい」と喜びを語った。発表イベントに出席したモデルでタレントの藤田ニコルは「ダントツにかわいいと思った。やっぱり女の子はこういうピンクが好き。早くこれが完成した109に行きたい」と述べた。
新ロゴ決定に伴い、木村知郎SHIBUYA109エンタテイメント社長は「今までのロゴと同様に新しいロゴを愛していただけるような取り組みをしていく」と今後の展開を語った。