「WWDビューティ」7月26日号は、「WWDジャパン」7月30日号との初の合同企画として、ECとリアルを融合させた“モノの新しい売り方”をテーマに特集を組みました。「WWDビューティ」では、ECをメーンにオムニチャネル、パーソナライズ、IoTコスメ、スマートストア、定期購入などのキーワードをもとに、さまざまな美容メーカーの取り組みを紹介します。デジタル技術の発展により、関係性に変化が訪れているECとリアル店舗の動向を探ります。
「WWDビューティ」「WWDジャパン」の特別巻頭座談会として “モテクリエイター”のゆうこす、日本最大のコスメ・美容の総合サイト「アットコスメ(@cosme)」を運営するアイスタイルの吉松徹郎・社長、中国最大手のEC企業アリババ(ALIBABA)と提携し、新しい小売りを進めるストライプインターナショナルの石川康晴・社長の特別座談会を開催。時代を先取りする3人に新しい売り方を聞きました。
特集内では、パーソナライズコスメ「オプチューン(OPTUNE)」、デジタル施策を強化する「SK-II」、EC発のメイクブランド「プレイリスト(PLAYLIST)」、オムニコマース「ファンケル(FANCL)」、パーソナライズヘアケア「メデュラ(MEDULLA)」をはじめ、「ボタニスト(BOTANIST)」「バルクオム(BULK HOMME)」などを紹介。また、コスメの売り上げに大きく貢献する美容系ユーチューバーを多く抱えるUUUM(ウーム)には、どういった動画、クリエイターが人気なのかを取材しました。
ニュース面では、ブランドを代表する製品のリニューアルが相次ぐ2018年秋冬のファンデーショントレンドや、国立研究開発法人 物質・材料研究機構と共同研究を行う日本ロレアルの研究施設「マテリアルイノベーションセンター」の概要、米経済誌「Forbes(フォーブス)」が選出する「米国で最も稼いだ女性起業家」60人のリストに史上最年少でランクインしたモデルで起業家の20歳、カイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)の話題を取り上げました。
また、目元に艶とハリをもたらす「スック(SUQQU)」のアイクリーム、ハリと弾力に特化しリニューアル発売する「クラランス(CLARINS)」のファーミングクリーム、油絵の技法からインスピレーションを得た「アルビオン(ALBION)」のクリームファンデーション、製薬会社のネオファーマが発売する新スキンケアブランドなど、各社から発売される注目の新作も紹介します。
なお、今回の「WWDビューティ」「WWDジャパン」初の合同企画特集に関連して、ファッション&ビューティECセミナーを8月31日に開催します。定員はリアル、オンラインセミナー各100人となっています。