ジュン(JUN)が約1年ぶりに藤原ヒロシをディレクターに迎え、新たなコンセプトショップ「ザ・コンビニ(THE CONVENI)」を8月9日にオープンする。場所は、銀座・数寄屋橋交差点のソニービル跡地に同日開業する「銀座ソニーパーク(GINZA SONY PARK)」の地下1階。約50年、“銀座の庭”と呼ばれ親しまれてきたコミュニケーションの場所に、老若男女、誰もが知っている最も庶民的な業態である“コンビニ”をオープンする。
半年や1年など、定期的にコンテンツを変え続けるポップアップストアが根付きつつある今、その先駆けとなった「ザ・プール青山(THE POOL AOYAMA)」(2014年4月~16年3月)と「ザ・パーキング銀座(THE PARKING GINZA)」(16年3月~17年3月)を手掛けてきた両者のタッグは、業界内外からの注目度も高い。今度は、ファッション業界にどんな刺激を与えるのか?「WWDジャパン」7月23日号では、藤原ヒロシと佐々木進ジュン社長を迎え、コンビニをひも解いている。
また、約50年の歴史に一度幕を下ろし、「銀座ソニーパーク」として生まれ変わるソニービルは、“ショールーム”という概念がまだ浸透してなかった1966年に数寄屋橋交差点に向かい合うように建てられた。8月9日から約2年間は公園として、その後22年には、公園のコンセプトをそのままに新しいソニービルが竣工する予定だ。同号では、このプロジェクトのキーパーソンである永野大輔ソニー企業社長にも話を聞き、多角的に「ザ・コンビニ」の全貌に迫っている。公園の中に作るユニークなコンビニとは?