三陽商会は、米カリフォルニア発のファッションブランド「アポリス(APOLIS)」を運営するアポリス ホールディングと生産・販売の提携を結び、国内での事業を開始する。商品はLAの「アポリス」チームによるデザインを三陽商会が生産するライセンスが8割、インポートが2割になる予定。2018年秋に日本版のオンラインストアをオープンし、来春には直営店を出店する。課題だったライフスタイル型事業を強化していく。
「アポリス」は04年、ラーン・パートン(Raan Parton)とシェー・パートン(Shea Parton)兄弟がアメリカ・ロサンゼルスで創業した。パートン兄弟が旅を通して発展途上国の雇用を生むためのビジネスモデルを考案し、ウガンダ、ペルー、バングラデシュの他、ロサンゼルスの地元で作られたカジュアルウエアやバッグ、シューズ、ステーショナリー、フレグランスなど幅広い商品を販売している。