ファッション

日本初単独ツアーへの意気込みを語る 大人気ガールズグループBLACKPINKにインタビュー(前編)

 BLACKPINKは、BIGBANGや2NE1など人気グループを輩出したYG ENTERTAINMENTが手掛けるガールズグループだ。かっこいい「BLACK」と可愛い「PINK」を掛け合わせたグループ名にちなみ、ただキュートだけではない力強さを兼ね備えたグループで、男子はもちろん、多くの女子をもとりこにしている。アジアに舞い降りた“次世代ガールクラッシュ”グループとして今世界中で人気を集めており、最も勢いのあるグループの一つだ。

 2016年8月にデビューしたBLACKPINKの曲は、度々音楽チャートの上位に登場。デビュー曲の「BOOMBAYAH」のミュージックビデオは公開後3日間で再生回数1000万回を突破し、現在は3億回超えという、K-POPグループ史上初の快挙を成し遂げた。音楽だけでなく、メイクアップやファッションにも注目が集まり、日本では109とコラボレーションをしたり、東京ガールズコレクションでも度々パフォーマンスを披露している。

 そして18年6月に約1年ぶりのカムバック(新曲リリース)となった新曲「DDU-DU DDU-DU」も、すでに再生回数2億回を超えている。米「ビルボード(BILLBOARD)」紙の「ミュージックビデオ公開から24時間再生回数TOP10」ではテイラー・スウィフト(Taylor Swift)、PSY、BTS(防弾少年団)に次ぐ4位にランクインし、女性グループとしては世界最高順位を更新した。初のミニアルバム「SQUARE UP」のタイトル曲「DDU-DU DDU-DU」の日本語版が8月22日にリリース決定、日本初の単独ツアーを7月24日にスタートした彼女たちに、新作アルバムについて聞いた。

WWD:今回のアルバムのコンセプトは?

JISOO:「SQUARE UP」は、「戦ってみよう」というコンセプトで、前作よりパワフルに仕上げました。

WWD:ミニアルバムに収録した、4つの曲のポイントは?

JENNIE:見所は、「DDU-DU DDU-DU」という曲のミュージックビデオの中で、銃を撃つような振り付け!MVはセットや衣装含め、すべてにこだわって仕上げているので、そこにも注目してほしいです。そしてこれまで以上に、“ガールクラッシュ”のコンセプトで、ヒップホップテイストを出しました。

ROSE:MVの中には、メンバーの個性や雰囲気に合わせたシーンがたくさん登場します。みんな違うコンセプトで、一人一人に合ったものになったと思います。

WWD:今までのMVの中で気に入っている衣装は?

ROSE:全てテーマやコンセプトが異なるので、全部気に入っています!

WWD:デビュー曲「BOOMBAYAH」では、「BLACKPINK in your area」という歌詞が印象的だったが、今回のミニアルバムに収録されている「FOREVER YOUNG」は「BLACKPINK is the revolution」という歌詞があった。どういった意味が込められているのか?

ROSE:レコーディングでいろいろなフレーズを試してみました。まさかそこに注目してもらえると思わなかったです!(笑)

WWD:今回のツアーの見どころは?

JENNIE:今回が初めての日本単独ツアーで、ファンの皆さんと直接会える貴重な機会だから楽しみたいと思っています。

WWD:今回韓国で発売された、ピコピコハンマー型の「BLACKPINK LIGHT STICK」はメンバーで考えた?

JENNIE:はい!BLACKPINKらしい、強さと可愛さを掛け合わせたデザインで、他にはない形にしました。

WWD:BLACKPINKの魅力とは?

JENNIE:それぞれの強みやお互いの苦手なところを思いやって、最高の状態でパフォーマンスできるようにしていることだと思います。

WWD:他のグループに負けない!と思うポイントは?

JISOO:自分たちだけのスタイルを確立しているところだと思います。

JENNIE:いつも新しいことに挑戦しているところ。音楽だけでなく、ファッションやライフスタイル、SNSなど全てにこだわっています。

WWD:デビューからもうすぐ2年経つが、どのように成長してきた?今後はどう成長していきたい?

JISOO:最初はプレッシャーでうまくいかないこともあったけれど、これからもファンの皆さんを信じて頑張っていきたいです。

WWD:メンバー全員が個人でインスタグラムを始めたが、その反響は?

JISOO:1年ぶりのカムバックだったので、ファンの方々とコミュニケーションを取りたくて始めたんです。すでにたくさんのコメントをいただいていて、うれしいです!今後もチェックしてください。

JENNIE:私たちが今何をしているかを見てもらえたらと思います。私たちのプライベートな部分を発信することで、ファンの皆さんが抱いている質問に答えられたら、と思っています。

WWD:オフでハマっているものは?

LISA:猫!最近飼いはじめたLEOが本当にかわいいんです!にゃーお、にゃーおってずっと鳴いています。

ROSE:まだ3カ月で、赤ちゃんなんです。

JISOO:赤ちゃんなのにすごく大きいんです!犬も飼っています。

(後編に続く)

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。