ビジネス

ポーラ・オルビスHDの上半期決算 シワ改善美容液が中華圏でも成長

 ポーラ・オルビスホールディングスの2018年1~6月期決算は、売上高が前年同期比6.7%増の1252億円、営業利益が同10.3%増の231億円、純利益が同9.8%増の153億円と増益となった。

 好調要因は、基幹ブランド「ポーラ(POLA)」のシワ改善美容液「リンクルショット メディカル セラム(以下、リンクルショット)」や、育成ブランドの「THREE」「ディセンシア(DECENCIA)」の継続伸長によるものだ。「リンクルショット」は1月、販売数の増加によるコスト減を受けて1万5000円から1万3500円に価格を改定し、顧客数の増加や関連商品の購買につながった。また、6月からは香港、台湾でも販売をスタートさせて中華圏でも成長している。

 ブランド別の売上高は「ポーラ」が同10.1%増の765億円、「THREE」「ディセンシア」が売上高同22.5%増の84億円と伸ばす一方で、「オルビス(ORBIS)」やブランドイメージを刷新するグローバルキャンペーンを展開した「ジュリーク(JURLIQUE)」は振るわなかった。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

東京に広がる “成熟したエレガンス”と“リアルクローズの提案力” 2025-26年秋冬東コレ特集

3月31日発売の「WWDJAPAN」は、2025-26年秋冬の「楽天 ファッション ウィーク東京」特集です。今季の特徴は、デザイナーらがブランド設立当初の世界観を大きく前進させたこと。東京らしいパーソナルな視点でのモノ作りに加え、“エレガンス”を成熟させて幅広い層に刺さるクリエイションが際立ちました。同時に、よりリアルクローズを意識した提案も目立ち、今後に向けてのターニングポイントを予感させるシー…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。