「WWDビューティ」8月2日・9日合併号は2018年秋冬スキンケア特集です。各メーカーから発売される新製品をピックアップし、現在のトレンドや製品作りの傾向を探りました。特に今年の秋冬はリニューアルも含め、新ブランドや新ラインが多く登場します。新成分や新処方、ライン使いによる肌力の底上げ提案など、それぞれのブランドの特徴を紹介しています。
この秋冬に登場する新ブランドで注目なのが、ACROのラグジュアリー系オーガニックコスメ「イトリン(ITRIM)」や、アダストリアの「カレイドエビーチェ(CALEIDO ET BICE)」など、植物の力に着目した製品です。植物系は効果が物足りないという声を受け、機能性を高めた製品がそろいました。また、ネオファーマジャパンの「アラヴィータ(ALAVITA)」のような、製薬会社の研究力を活かしたブランドも注目です。
18年秋冬スキンケアのもう1つの話題は、パーツや悩みなど“目的と効果”をうたった化粧品が数多く登場することです。パーツケアに対する意識が高まる中、各ブランドが研究力を注ぎ込んだ製品が発売されますが、特にアイメイクはスマートフォンやタブレットなどで目を酷使することによる目元トラブルにより、今までになく豊作だといわれます。紙面では他にハリ対策やシワ対策も紹介しています。
ニュース面では、2021年から施行されるハワイ州の日焼け止めの規制についてのまとめや、「ディオール(DIOR)」のリップスティック最新作、ブランドを刷新し9月に日本に再上陸するフランス発「クヴォン・デ・ミニム(LE COUVENT DES MINIMES)」の話題を取り上げました。また、MTGの「リファ(REFA)」から発売される、炭酸美容とファンデーションを組み合わせた初のベースメイクアイテムの詳細も掲載しています。
その他、ドラッグ&バラエティー市場のヘアケアブランドでトレンドになりつつある“ボタニカル プレミアムライン”の概要、「エスト(EST)」や「メルヴィータ(MELVITA)」の新製品、“0歳から始めるエイジングケア”をテーマに発売する「THREE」のベビー&キッズライン、ユニリーバの18年1〜6月期決算速報値、日本橋高島屋S.C.にオープンする、コンフォートジャパンの新業態店も取り上げています。