ビジネス

ユニクロ7月度売上高は3カ月連続マイナス 豪雨の客数減を補いきれず

 ユニクロの2018年7月度の国内売上高は、既存店とダイレクト販売(EC、法人向け販売)の合計が前年同月比0.3%減、全店ベースでは前年並みだった。7月上旬の西日本豪雨による客数減が響いた。月後半は気温上昇を背景に「夏物が好調に推移した」が、補いきれなかった形だ。既存店とダイレクト販売は、5、6月に続き3カ月連続で前年実績を下回っている。

 豪雨によって約80店が被災し、一時営業停止や営業時間の短縮を行った。1週間以上営業できなかった1店は既存店から除外している。月後半の売れ筋は、ウィメンズは“ドライEX”のボトムスや“エアリズム”のパーカなど。メンズはアーティストのカウズ(KAWS)や「少年ジャンプ」とコラボレーションした「UT」など。全般的に、夏向けの新商品が動いた。ボトムスやパーカなどの高単価品が売れたことで、Tシャツが売れ筋だった昨年に比べ、客単価は3.1%増となった。

UNIQLO x ビジネスの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

デムナの「グッチ」は賛否両論? 「ジバンシィ」「トム フォード」「ドリス」も注目の2025-26年パリコレ特集 【WWDJAPAN BEAUTY付録:「第8回WWDBEAUTY ヘアデザイナーズコンテスト」結果発表!】

3月24日発売の「WWDJAPAN」は、2025-26年秋冬パリ・ファッション・ウイーク特集をお送りします。デザイナーのシャッフル人事が続く中、今シーズンは「ジバンシィ(GIVENCHY)」がサラ・バートン(Sarah Burton)で、「トム フォード(TOM FORD)」がハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)で、そして「ドリス ヴァン ノッテン(DIRES VAN NOT…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。