ゴールドウイン(GOLDWIN)で長くPRを務めた後、40歳を目前に一念発起して海外に語学留学!現在、英語の参考書やガイドブックなどの執筆業にいそしむ作家の重盛佳世がこのほど、ダイヤモンド社の「地球の歩き方」からイギリス・ロンドン近郊の町カンタベリーを紹介する電子版ガイドブック「ロンドンからの日帰りおさんぽガイド カンタベリーと周辺のすてきな田舎町へ」の配信を開始した。700円。アマゾン(AMAZON)などのウェブブックストアで購入可能だ。
イギリス南東部、ロンドンから電車で約1時間の田舎町の、地元の人しか知らないユニークなスポットなどを重盛の視点で紹介。イギリスの田舎町が好きな人、メジャーな観光地に飽きてしまった人、ロンドンで働く人などに向けて、執筆、編集、デザインなどの全てを1人でこなした。ガイドブック内の写真も重盛が撮影。イラストも手がけている。カンタベリーを中心に、ウィスタブル、ブロードステアーズ、サンドウィッチ、ドーヴァーなど、ケント州東側の10の田舎町をピックアップ。それぞれ町の地図を掲載し、移動時間を含めたオススメのルートなども盛り込んだ。
重盛はこれまで、マガジンハウスから「全くダメな英語が1年で話せた!アラフォーOL Kayoの『秘密のノート』」シリーズ3部作を発行。今回の電子書籍は出版社こそ異なるが、マガジンハウスの許可を得て、同シリーズから用いるチェック柄を装丁(表紙)に用いている。重盛は、「わかりやすさ・楽しさ・オシャレさ・可愛さ・親しみやすさを追求した。東京造形大学に通っていた学生の頃を思い出すくらい、『作品』づくりの感覚でなんども作り直した。おかげで5年かかってしまったが(笑)、自信作」と話している。ティールームの紹介では内装をピックアップしたり、地元の芸能人を取り上げたり、元業界人ならではの視点やミーハーなマインドも面白い。
重盛はゴールドウインPR時代、海外デザイナーの来日をアテンドしても「ハロー」しか言えなかったくらい、英語が全くしゃべれなかった元アラフォーOL。40歳を目前にカンタベリーに留学し、語学学校で一番下のクラスに編入。以後、勉強を続け、英語の参考書を出版するまでに至り、現在は作家として活動している。