ゴールドウインの2018年4〜6月期連結業績は、売上高が前年同期比19.7%増の148億円になった。引き続き「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」「ヘリーハンセン(HELLY HANSEN)」を主力としたアウトドアブランドが強力にけん引した。春から初夏にかけての好天が味方してカットソーやショートパンツが活発に動いた他、バックパックなどのアクセサリー類が売れた。加えて「エレッセ(ELLESSE)」「ダンスキン(DANSKIN)」といったアスレチックブランドも堅調だった。
営業利益は同2.3倍の11億円。大幅増収に加えて、直営店やECの販売比率の拡大、返品や値引きの販売ロスの削減によって、粗利益率が1.2ポイント改善した。販管費は18%増えているが、粗利益の増加がそれを大きく上回った。純利益は同42.8%増の5億8800万円だった。
好業績を受けて18年4〜9月期連結業績予想を上方修正した。修正後は売上高328億円(修正前は318億円)、営業利益21億円(同16億円)、純利益11億円(同10億円)。