7月27〜29日に開催された国内最大級の野外音楽フェス「フジロックフェスティバル'18(FUJI ROCK FESTIVAL'18以下、フジロック'18)」の2日目にヘッドライナーとして登場した“現代最高のラッパー”ケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)が、「N.ハリウッド(N.HOOLYWOOD以下、Nハリ)を着用してパフォーマンスを行った。
台風12号の接近に伴う強い雨風の中スタートしたライブでケンドリックは、「Nハリ」2018-19年秋冬メンズ・コレクションのオーバーオールを着用して登場。スタイリングを手掛けたのは、古くからスタイリストを務めるダイアン・ガルシア(Dianne Garcia)で、いわくケンドリックが「Nハリ」を着用するのはこれが初めて。非常に気に入っているという。ダイアンはロサンゼルスを拠点に活動しており、普段から「Nハリ」の現地のショールームを訪れていることから着用に至った。
ケンドリックが「フジロック'18」の舞台に立つのは、13年以来5年ぶり2度目。前回は2番目に大きいホワイトステージに出演し、お世辞にも客入りが良いとは言えなかったが、今回は約4万人を収容するメーンのグリーンステージをパンパンに埋め尽くした。
ライブでは「DNA.」や「HUMBLE.」など、「グラミー賞(Grammy Awards)」を受賞した4thアルバム「DAMN.」の楽曲を中心に、「King Kunta」や「Bitch, Don't Kill My Vibe」などファンにはたまらない過去の人気曲含む全15曲を披露。アンコールでは、ケンドリックと同じく「TDE」に所属するソウルシンガーのシザ(SZA)との楽曲で映画「Black Panther」の主題歌「All The Stars」を披露し、駆けつけた大勢のファンを魅了した。