ファッション

勢力拡大中の「アンディフィーテッド」 次は名古屋と大阪に立て続けにオープン

 日本での出店を加速する米LA発のスニーカーブティック「アンディフィーテッド(UNDEFEATED)」が、さらに2店舗を出店する。8月8日に名古屋エリア初出店となる「アンディフィーテッド ナゴヤ サカエ」(名古屋市中区栄3-8-8)を、11日に大阪2店舗目となる「アンディフィーテッド オオサカ ナンバ パークス」(大阪市浪速区難波中2-10-70 なんばパークス4階)をオープンする。

 店舗面積は「ナゴヤ サカエ」が約157平方メートル、「オオサカ ナンバ パークス」が約82平方メートル。それぞれ本国のブランドコンセプトを踏襲したウッド調の内装にスポーツの要素をさりげなく取り入れ、開放感のある空間にスニーカーとオリジナルアパレルを並べる。

 「アンディフィーテッド」の日本総代理店を務めるTSIホールディングス傘下のスタージョイナスの松下一英・社長は「出店するには、ある程度のトラフィックの多さが条件。名古屋ではこれまで出店に向いた“勝負できる場所”が限られていたが、リサーチを重ねた結果、スニーカーとアパレルを同時に展開するのに理想の広さと立地を兼ね備えた物件が見つかった。大阪で2店舗目を開く場所もトラフィックが増えており、来店数が見込めると判断した」と説明する。また、「オープン用にコラボ商品を用意したわけではないが、スニーカーヘッズを熱狂させるような商品を用意している」といい、オープンに合わせ、希少価値の高いスニーカーのリストック(在庫)を再販売するようだ。

 なお、「アンディフィーテッド」は9月にも新宿ルミネエストへの出店を発表している。7月14日にオープンした原宿明治通り店はわずか2週間余りで5140万円を売り上げた。売り上げ構成比はスニーカーとオリジナルアパレルが半々。「オリジナルアパレルの認知度が上がれば、アパレルのみの店を開く可能性もある」と松下社長。

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