ファッション

ミケーレによる「グッチ」の賛否を考える

 ミラノとパリの連載を担当します編集長の向です。これから約2週間、現場からのレポートをお届けします。どうぞよろしくお願いします。

 さっそくですが、ミラノにも来ました、ネコ。

 「WWDジャパン」はプレ・フォール・トレンド特集号の表紙を「ネコが来る!」と題して作りましたが、今ミラノで一番アツい「グッチ(GUCCI)」でもネコモチーフが登場しました。
[rel][item title="秋冬は「ネコ」が来る! 2016年プレ・フォール特集" href="https://www.wwdjapan.com/publication/wwd_japan/160208.html" img=“" size="medium" font="medium"][/rel]  実にユルいネコに思わず笑みがこぼれます。最近、SNS上には「自由気ままなネコの珍行動」みたいな動画がよく流れてきますよね。そんなネコ動画に癒されているクチなので、このユルさに共感を覚えます。

 そんな「グッチ」のコレクション・レビューは、ミラノのメーンリポーター鴨井里枝記者のテキストでどうぞ。
[rel][item title="【レポート】2016-17年秋冬ミラノ ギミックガールが出合ったストリートプレイ 2年目の「グッチ」ミケーレの挑戦" href="https://www.wwdjapan.com/collection/report/gucci/2016-17-fw-milan-collection/" img=“" size="medium" font="medium"][/rel]

 レポートにもあるように今季の「グッチ」のポイントはトラブル・アンドリューというカナダ人アーティストとのコラボレーションです。自分の名前に“トラブル”と冠するなんて、さぞかしヤンチャなんだと思いますが、実際これまでの作品はいわば「グッチ」のロゴのパロディーであり、キワドさ満載です。「G」が縦にビヨンと伸びたり、グラフィティー仕様だったりと、ストリートカルチャーの中に「グッチ」を引き込んでいます。

次ページ:これからは「グッド・モーニング」改め「グッチ・モーニング」? ▶

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。