ちふれホールディングスのグループ会社である光未来は9月1日、新ブランド「ヒカリミライ(HIKARIMIRAI)」を発売する。スキンケア、ベースメイク、ポイントメイクをそろえたトータルブランドで、全国の百貨店約130店舗で取り扱う予定。初代ブランドミューズにはモデルや女優として活躍する藤原紀香を起用し、雑誌やウェブ広告、体験イベントなどプロモーションを行っていく。
ターゲットは、忙しい中でもしっかりとカウンセリングを受けたい女性や、価値ある製品を使用したいという40歳前後のミドルエイジ。スキンケアはクレンジングと洗顔料の他、化粧水2種、日中用乳液2種、夜用乳液2種を用意しシンプルな2ステップケアを提案する。ベースメイクは化粧下地とクリームファンデーション、フェイスパウダー、パウダーファンデーションの4品目15種、ポイントメイクはアイシャドウやチーク、リップなど4品目17種で、全13品目40種を用意した。価格はスキンケアが2800〜6300円、ベースメイクが3800〜4500円、ポイントメイクが2800〜4000円。
光未来の片岡方和・社長は、「高機能化粧品へのニーズが高まり、丁寧なカウンセリングを受けて製品を提供する新ブランドへの要望が多くなった。約2年の開発期間を経てブランドが誕生し、これまで『ちふれ』『綾花』ブランドで得たカウンセリングの知識を踏まえて新客を取り込んでいく」と話す。既存のエイジングケアブランド「綾花」とのダブルカウンターにする予定で、2018年度中に40店舗、19年度中に90店舗ペースでカウンターの改装を行い、初年度売上高10億円、23年には40億円を目指す。また、「ちふれ」は今後、ドラッグストアやGMSを中心に展開する。
8月9日に行われた新ブランド発表会には、ミューズの藤原も登場。一足早く「ヒカリミライ」を使用しているという藤原は、「肌悩みに乾燥がありましたが、スキンケアは保湿力が高くとてもしっとりする使い心地で肌がワントーン明るくなった印象も。ポイントメイクは発色が良くて日常使いにぴったり。年齢を重ねても美しくあるために、いつでも笑顔でいることを意識しているが、ファンデーションはフィット感がありヨレないため表情を気にせず笑える点が良い。どんな時も前向きで笑顔でいたいという女性に使用してほしい」とアピールした。