全国に120店舗を展開するメガネの田中チェーンは8月10日、新しいスタイルの眼鏡店「ジー・ジー・ウェアハウス(g.g.WAREHOUSE)」を大阪・南堀江にオープンする。142平方メートルの店内に関西初進出を含む約15ブランド、約400本の商品が並ぶ。特徴は、デザイナー、ロックミュージシャン、小説家、ヘアスタイリスト、自転車職人などさまざまな職業の架空の8人が集まるシェアオフィスをイメージしたユニークなショップコンセプトだ。古い倉庫のような店内には8人の部屋があり、来店客は自分の価値観に合う部屋に入り、そこに隠された眼鏡を探す。眼鏡は陳列棚ではなく、コンセプトボックスという小箱に入り、1つのアート作品のように表現されているのも面白い。
新店舗のスタッフ全員がインスタグラムのアカウントを持ち、眼鏡とファッションとのコーディネートや眼鏡にまつわる情報を発信する。「日本一楽しく選んでももらえる眼鏡専門店を目指す」というデイミアン・ホール社長の思いを実現している。
メガネの田中チェーンは1913年の創業で、本社は広島市。2018年3月期の売上高は118億円。