「ロエベ(LOEWE)」は8月15日~9月10日、阪急うめだ本店1階のコンコースウインドーで世界中のテキスタイルを集めた「ロエベ ブランケット」展を開催している。これは今年4月にミラノサローネで発表したプロジェクトで、ヨーロッパ、アジア、アフリカ、南米の伝統的な職人技を生かしたブランケットやタペストリーを紹介するものだ。ミラノサローネで披露された50点のうち半分程度が展示される。また、展示品はオーダー可能で受注生産される。ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)=クリエイティブ・ディレクターは「ロエベ」において“クラフト”に焦点を当てており、彼自身、職人技と実験的な技術の融合を試みている。
このプロジェクトについて、アンダーソン=クリエイティブ・ディレクターは「世界中の職人を多くの人に知ってもらうための挑戦だと思っている。僕自身、テキスタイルにとても興味があり、伝統的な職人技に触れるたびに謙虚な気持ちになる。伝統に基づいたクラフトに興味を持ってもらえるはずだ」と語っている。
なお、収益金は全て中南米およびアフリカのマイノリティー集団における女性の教育促進に取り組んでいる慈善団体や、世界中の伝統工芸振興のために寄付される。
■ロエベ ブランケット
日程:8月15日~9月10日
場所:阪急うめだ本店1階コンコースウインドー
住所:大阪府大阪市北区角田町8-7