ジュンのスポーツ業態「ナージー(NERGY)」は、この秋、都内に期間限定店と常設店を3店開く。8月18日に池袋パルコに6カ月の期間限定店、9月8日に二子玉川の商業施設に2カ月の期間限定店、同28日には恵比寿の商業施設に常設店をそれぞれ設ける。既存店の好調を受けて、ターゲットにする女性客との接点を広げる考えだ。
「ナージー」は2015年に「ナイキ(NIKE)」との協業でスタート。1号店である路面店の渋谷公園通り店、大阪郊外の商業施設にあるららぽーとEXPOCITY店、名古屋駅のファッションビルに入るタカシマヤゲートタワーモール店という立地環境の異なる3店舗を運営し、この7月には原宿に武道をテーマにした女性専用フィットネススタジオ「ビーアイエフ バイ ナージー(B.I.F. BY NERGY)」を開設した。だが、渋谷公園通り店は契約満了に伴い先月閉めており、東京での拠点作りが課題になっていた。
昨年秋からMDを刷新し、ヨガやワークアウト、ランニングなど実際の運動に適した機能的でファッショナブルなアパレルを増やしたことが奏功し、既存店の売上高は前年比30〜40%増で推移している。