「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」は米・ニューヨークのグランド・セントラル駅で9月5日まで、ブランド誕生200周年を記念し展覧会を開催中だ。米国系銀行シティ(CITI)と組んだ同展「ブルックス ブラザーズ展―アメリカンスタイルの200年、革新の2世紀―」では、歴史的なアーカイブや厳選したアイテムを展示する。
会場中央には、シンボルマークであるブランドロゴのゴールデン・フリースを象った約5.5メートルのビデオモニターを設置。100個のLEDで構成される画面では、ブランドの歴史やハリウッドのレジェンドをはじめ、政治家やアーティストなど同ブランドの愛用者たちを映し出す。
メンズとウィメンズのアイテムや資料、アメリカで初めて販売した既製スーツ、テーラードアイテムやオックスフォードシャツ、レップタイ、カジュアルウエアなどを展示。同ブランドがけん引してきた200年にわたるアメリカンスタイルの軌跡を時代背景を混ぜながら紹介する。創業者のヘンリー・サンズ・ブルックス(Henry Sands Brooks)のメガネや1号店をオープンした際に使用した帳簿など、ヘンリーに関する貴重な資料も公開する。また、ポケットチーフやタイ、ギフトアイテムなど200年を記念した限定商品も販売する。
なお「ブルックス ブラザーズ」は、同展を10月5日〜11月30日、東京・新宿の文化学園服飾博物館で開催することを決定。日本オリジナルの展示や限定アイテムをそろえる。