ファッション

創業200年の「ブルックス ブラザーズ」がNYのグランド・セントラル駅で展覧会

 「ブルックス ブラザーズ(BROOKS BROTHERS)」は米・ニューヨークのグランド・セントラル駅で9月5日まで、ブランド誕生200周年を記念し展覧会を開催中だ。米国系銀行シティ(CITI)と組んだ同展「ブルックス ブラザーズ展―アメリカンスタイルの200年、革新の2世紀―」では、歴史的なアーカイブや厳選したアイテムを展示する。

 会場中央には、シンボルマークであるブランドロゴのゴールデン・フリースを象った約5.5メートルのビデオモニターを設置。100個のLEDで構成される画面では、ブランドの歴史やハリウッドのレジェンドをはじめ、政治家やアーティストなど同ブランドの愛用者たちを映し出す。

 メンズとウィメンズのアイテムや資料、アメリカで初めて販売した既製スーツ、テーラードアイテムやオックスフォードシャツ、レップタイ、カジュアルウエアなどを展示。同ブランドがけん引してきた200年にわたるアメリカンスタイルの軌跡を時代背景を混ぜながら紹介する。創業者のヘンリー・サンズ・ブルックス(Henry Sands Brooks)のメガネや1号店をオープンした際に使用した帳簿など、ヘンリーに関する貴重な資料も公開する。また、ポケットチーフやタイ、ギフトアイテムなど200年を記念した限定商品も販売する。

 なお「ブルックス ブラザーズ」は、同展を10月5日〜11月30日、東京・新宿の文化学園服飾博物館で開催することを決定。日本オリジナルの展示や限定アイテムをそろえる。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。