ファッション

絶好調のLAブランド「アミリ」が日本初のポップアップ 来日したデザイナーに直撃

 ロサンゼルスに拠点を置くブランド「アミリ(AMIRI)」は、日本初となるポップアップストアを8月25日にリステア(RESTIR)にオープンした。期間は約2カ月の予定で、アメリカの映画「ロストボーイ(LOST BOYS)」をテーマにした2018-19年秋冬コレクションの他、日本限定のTシャツ(3万8000円)やフーディ―(9万円)、デニム(17万2000円)をそろえる。

 「アミリ」は既にLAのセレクトショップ、マックスフィールド(MAXFIELD)でポップアップストアをオープンしており、数多くのアイテムを完売させているという。来日したデザイナーのマイク・アミリ(Mike Amiri)は「マックスフィールドは初めてのポップアップということもあり、商品を見せるためにシンプルにしていた。日本では18-19年秋冬コレクションのコンセプトがより明確に伝わるよう、細部にもこだわっている」とポイントを語る。

 「アミリ」は日本やイタリアの生地を使い、ほぼ全ての商品をLAで生産。仕上げはハンドメードで行っている。ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)やエイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)らを顧客に抱えており、14年のブランド立ち上げ以降、現在世界で約130店舗で販売するなど、人気を急速に拡大中だ。「売り上げが伸び続け、アメリカでも知名度が上がっている今、次のステップとしてブランドの世界観を体現する空間を他の国でも設けたかった」とオープンの経緯を語る。日本以外にも現在、香港でポップアップストアを開いている他、パリのボン・マルシェ(LE BON MARCHE)でもオープン予定だ。「リステアは顧客を多く抱えており、スペシャルなアイテムを提案できる場所。リステアのようなブランドの持つスピリットと合致するところでポップアップを開き、『アミリ』を“新しいラグジュアリー”として発信していきたい」。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。