世界最大のアイウエア企業であるイタリアのルックスオティカ(LUXOTTICA)は、「レイバン(RAY-BAN)」初の日本製チタンを使用したカプセルコレクションを8月31日に発売する。今年買収した福井県の眼鏡メーカー、福井めがね工業が生産したものだ。
発売するのは“アビエーター(AVIATOR)”“キャラバン(CARAVAN)”“ラウンド(ROUND)”の3モデルで、従来のメタル製と比べて約2分の1に軽量化を実現した快適な掛け心地が特徴だ。
日本では、ルックスオティカの100%出資子会社ミラリジャパンが、6月にオープンした日本初の直営店レイバンストア渋谷店および「レイバン」公式ECサイトのみで販売する。価格はガラスレンズのものが7万2000円、プラスチックレンズのものが6万7000円。
ルックスオティカは「レイバン」の他、「シャネル(CHANEL)」「ブルガリ(BVLGARI)」「プラダ(PRADA)」など数多くのラグジュアリーブランドのライセンスを有しており、今後他ブランドにも日本製チタンを使用した商品が増える見込みだ。ルックスオティカの2017年12月期の売上高は91億5700万ユーロ(約1兆1800億円)。