8月27日〜9月2日に「WWD JAPAN.com」で掲載した記事の中から、主要ニュースをお届け。併せて人事ニュースもまとめて紹介する。
10〜20代がターゲット 阪急うめだの「阪急ビューティースタジオ」が公開
阪急うめだ本店は8月24日に、10〜20代の女性をターゲットにした、「阪急ビューティースタジオ」を阪急三番街南館1階にオープンした。本店2階のコスメフロア「阪急ビューティーワールド」、3月に阪急グランドビル19階にオープンした「阪急ビューティーサロン」に続く、3つめのコスメゾーンだ。「阪急ビューティースタジオ」の初年度(2019年8月まで)の売り上げ目標は10億円、ビューティ全体の今期の売り上げは、320億円(前年280億円)を目指す。(詳細はこちら)
香取慎吾と祐真朋樹のショップ こだわりアイテムの全貌公開
香取慎吾と祐真朋樹がディレクターを務めるショップ「ヤンチェ_オンテンバール(JANTJE_ONTEMBAAR)」がオープン前日の8月24日、メディア向け内覧会を開いた。場所は帝国ホテルプラザ1階。コンクリート打ちっ放しの床はペイントを流したような装飾が、壁には香取の描いたアート作品が飾られ、ギャラリーのような空間にこだわりのメンズとウィメンズのアイテムが並ぶ。(詳細はこちら)
DMMが法人向けユニホーム事業に参入 デザイナーに「モトナリ オノ」の小野原誠ら
DMM.comが法人向けのユニホームの製作サービス「DMM uni」を開始した。ホームページ上で注文を受け付けている。近年のユニホーム市場拡大を受け参入を決めた。既成品に比べ高価なオリジナルデザインのユニホームを、問屋・販売代理店など中間業者を挟まず工場から直接届ける流通フローにより、低価格での提供を実現した。(詳細はこちら)
ゼニアが「トム ブラウン」を買収
エルメネジルド ゼニア グループ(ERMENEGILDO ZEGNA GROUP以下、ゼニア)はトム ブラウン(THOM BROWNE)の株式85%を取得する。株式の過半数を保有していたサンドブリッジ キャピタル(SANDBRIDGE CAPITAL)との合意によるもので、トム ブラウンの企業価値は5億ドル(約555億円)。少数株主だったストライプインターナショナルは全株式を手放した。(詳細はこちら)
ファクトタムがTOKYO BASE保有の自社株式を大幅買い戻し
有働幸司「ファクトタム(FACTOTUM)」デザイナーが代表を務めるファクトタムは、昨年6月に資本提携を結んだTOKYO BASEから自社の株式を大幅に買い戻した。登記簿によると、谷正人TOKYO BASE社長はファクトタムの取締役を6月30日付で退任していた。(詳細はこちら)
今週の人事ニュース
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オークションハウスであるサザビーズジャパン(SOTHEBY’S)の社長に、石坂泰章氏が9月初旬に復帰する。同氏は2005~14年にサザビーズジャパンの社長を務めた後、自身のアートアドバイザリー会社を設立。前澤友作スタートトゥデイ社長の現代芸術振興財団の評議員や国内主要私立美術館のアドバイザーを兼務し、東京藝術大学のアートビジネスの非常勤講師を10年以上務める他、アートビジネスに関する執筆活動も行っている。前澤社長はじめ、主要な日本人コレクターと強いつながりがあり、彼らの多くをオークションに導いた人物だ。(詳細はこちら)
「ヴェリィ(VERY)」や「クラッシィ(CLASSY.)」を発行する光文社は、8月28日付の人事を発表した。丹下伸彦・社長が会長に就任し、後任として武田真士男(ましお)・常務が社長に昇格した。(詳細はこちら)
中国の投資会社フォースン インターナショナル(FOSUN INTERNATIONAL)傘下のランバン(LANVIN)は28日、新たな最高経営責任者(CEO)にジャン・フィリップ・エケ(Jean-Philippe Hecquet)が就任したと発表した。(詳細はこちら)
集英社は8月27日付の新人事で、同社のメンズ誌・女性誌の編集長を務めた女性らの昇格を発表した。「リー(LEE)」元編集長の田中恵・取締役(写真左)が常務に、「メンズノンノ(MEN'S NON-NO)」や「ウオモ(UOMO)」の編集長を務めた日高麻子・役員待遇(写真右)が取締役に就任した他、「ノンノ(non-no)」元編集長の海老原美登里・第10編集部部長兼女性誌企画編集部部長が役員待遇となった。(詳細はこちら)
伊高級ランジェリー、ラペルラ(LA PERLA)の最高経営責任者(CEO)にパスカル・ペリエ(Pascal Perrier)が就任した。またヘッド・クリエイティブ・デザイナーにはアレッサンドラ・ベルトウッツィー(Alessandra Bertuzzi)がジュリア・ハート(Julia Haart)の後任として昇進した。この人事は、2月にラペルラを買収したアムステルダムの投資会社、サピンダ ホールディング(SAPINDA HOLDING)によるものだ。(詳細はこちら)
「ニナ リッチ(NINA RICCI)」は、「ボッター(BOTTER)」を手掛けるデザイナーデュオ、ルシェミー・ボッター(Rushemy Botter、写真左)とリジー・ヘレブラー(Lisi Herrebrugh、写真右)を新アーティスティック・ディレクターに任命した。3月に同ブランドを去ったギョーム・アンリ(Guillaume Henry)前クリエイティブ・ディレクターの後任だ。2人のファーストコレクションは2019年プレ・フォールシーズンに発表され、19-20年秋冬コレクションは3月に開催予定のパリ・ファッション・ウイークで披露される予定だ。(詳細はこちら)
9月1日付でオンワードホールディングス常務執行役員に、村田昭彦・元ベイクルーズ上席取締役が就任する。村田氏はセレクト大手のベイクルーズでEC事業を率いてEC売上高を5年で5倍に拡大させた実力者だったが、今年1月に退職しており、去就が注目されていた。オンワードHDではデジタルトランスフォーメーション担当になる。村田氏は明治大学卒業後に新卒でオンワード樫山に入社しており、久々の古巣復帰になる。(詳細はこちら)