インフルエンサーとしても活躍するプラスサイズモデル、ジョーディン・ウッズ(Jordyn Woods)が自身のアクティブウエアブランド「セカンドネイチャー(SECNDNTURE)」を8月30日にスタートした。ロサンゼルスを拠点とするアパレル企業インスタコ(INSTACO)との提携で、まずはECサイト中心のD2C(ダイレクト トゥ コンシューマー)ブランドとしてスタートし、今後実店舗のポップアップイベントも開催する予定だ。
コレクションの第1弾はスポーツブラ、ボディースーツ、バイカーショーツ、ハイウエストレギンス、トップスやジャケットなど24アイテム。価格帯は45〜79ドル(約5000〜8700円)。プラスサイズモデルという自身の背景からサイズはXSから2XLまでをそろえる。
現在20歳のジョーディンのインスタグラムのフォロワー数は600万。同じくモデルでインスタグラムのフォロワー数1億を抱えるカイリー・ジェンナー(Kylie Jenner)とは大の親友で、同じ家に住んでいる。カイリーのリアリティー番組「ライフ・オブ・カイリー(Life of Kylie)」やカーダシアン家の「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ(Keeping Up With the Kardashians)」にも出演している他、ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)による「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」2019年春夏メンズ・コレクションのフロントローでカニエ・ウェスト(Kanye West)と村上隆の間に座った人物でもある。
これまでも「ブーフー(BOOHOO)」「アディション エル(ADDITION ELLE)」やバーニーズ ニューヨーク(BARNEYS NEW YORK)とコラボしてきた経験があるジョーディンだが、自分のブランドを立ち上げるのは初めて。ブランド立ち上げの背景からカイリーとの関係まで米「WWD」が聞いた。
WWD:プラスサイズモデル、インフルエンサー、そして今度はブランドもスタートした自身をひと言で言うとどんな人物?
ジョーディン:偶然“ボディーポジティビティーの代弁者”になっちゃった人かしら。私は普通のモデルみたいに細くないし、他人が私をどう思うかを気にしないという点では人一倍自信がある(笑)。みんな私が私であるということ、私以外の人物になろうとしていないことに引かれてフォローしてくれるんだ思う。
WWD:自身のアクティブウエアブランドを立ち上げた理由は?
ジョーディン:サイクリングやピラティス、ハイキング、水泳までいろんなワークアウトを毎日して、ヘルシーなライフスタイルを心掛けているけど、カーヴィーな女性にとって、クオリティーが良くてかわいくて、ワークアウトのやる気が出るウエアを探すのはとても大変だった。そこでアクティブウエアの需要に気づいて、自分自身でやろうと思ったの。
WWD:どんな人にこのブランドを着てほしい?
ジョーディン:着たいと思う人なら誰でも。サイズ展開もそうだけど、着たいと思う全ての人のために作った。他の人がカーヴィーな女の子たちに向けて作ってくれないアイテムもそろえたウィメンズブランドだけど、ユニセックスでも使えるわ。自分の体の全部のパーツに自信を持ってほしいの。
WWD:どれも100ドル(約1万1100円)以下と手に取りやすい価格だが、この価格にした理由は?
ジョーディン:私自身がワークアウト用のウエアを買うとき、100ドル以上をレギンスに使いたくないの。質を求めたらすごく高くなるし、安いものを買おうとしたら質が悪い。だから、質もキープしながらリーズナブルなこの中間地点を狙いたいと思った。
WWD:親友のカイリーは21歳の誕生日に豪華な誕生日パーティーを開いていたが、自身の21歳の誕生日の予定は?
ジョーディン:カイリーのブランド「カイリー コスメティクス(KYLIE COSMETICS)」とのコラボ発売も控えているし、誕生日は私の中でそんなに優先順位は高くないけど、できるだけ特別なものにしたいわ。