カネボウ化粧品のグローバルメイクアップブランド「ケイト(KATE)」は11月1日、新ライン「ケイト ステーション ST(KATE STATION ST)」を立ち上げる。プロの視点でメイクをするメイクマニアに向けたラインで、大型専用什器導入店および一部オンラインショップ限定で展開する。
「ケイト ステーション ST」は、トレンドに敏感な10〜20代女性の中でも特にこだわりが強いメイクマニアを想定して開発。第1弾はベースメイクアップとツールを発売する。化粧下地「カバーアンダーコート」(1000円、編集部調べ)は毛穴や凹凸を滑らかにコーティングしつつ、厚塗り感のない艶肌に仕上げる。ファンデーション「レアペイントファンデーション」(1800円、同)はしっとり柔らかな感触で、ひと塗りで毛穴や色ムラをカバーする。「レタッチペイントパレット」(1500円、同)は4色のカラーを1つにしたコンシーラーパレットで、赤みやクマなどあらゆる肌悩みをカバーする。ビューラー「カーブナー」(950円、同)は隅の短いまつ毛までしっかりキャッチする。また、ベースメイクアップには「#勝負肌下地」「#レア肌ペインター」などSNSで発信してもらうためのハッシュタグ名をパッケージに記しており、商品を軸にしたコミュニケーションを強化する。
今回「ケイト」は、情報収集をSNSで行うことが主流の今どきの10〜20代が、メイクの幅も広がり、プロのメイクアップアーティスト並みに機能性や仕上がりにこだわりを持っていることに着目。また、メイクマニアもトレンドを発信する側になっていることから、「ケイト ステーション ST」を立ち上げた。発信力のあるメイクマニアに向けてプロ仕上げの製品を打ち出すことにより、一般ユーザーの興味も喚起する狙いだ。