作業着大手のワークマンは4日、ららぽーと立川立飛(東京・立川)に5日オープンする新業態「ワークマンプラス(WORKMAN PLUS)」を関係者に公開した。同社初となるカジュアルウエア業態で、作業着で培った高機能のプライベートブランド(PB)を低価格で販売する。1号店は売り場面積が約198平方メートルで、売上高1億2000万円を計画する。11月下旬にはららぽーと富士見(埼玉・富士見)に2号店を出すことが決まっている。
ららぽーと立川立飛の3階にオープンする同店は、カラフルな防寒アウターを売り場の前面に並べており、一見するとアウトドア専門店のように見える。最大の特徴は高機能のウエアを低価格で販売していること。はっ水防寒ジャケットや防風ストレッチジャケットが2900円、タイツをはかなくても暖かいトレッチウォームパンツが2900円、バイク乗りから高い評価を受けている透湿防水防寒ジャケットが6800円、軽量アスレシューズが980円。販売する3つのPBはワークマンの既存店825店舗でも販売されており、1型10万点以上という大ロットの量産によって価格を下げている。ワークマンの既存店とは異なり、マネキンによるコーディネート提案をしているのも同社にとっては新しい試みだ。