WGCIでのインタビュー映像
大友克洋の「AKIRA」が自身のクリエイティビティーに大きな影響を与えていると発言し話題となったカニエ・ウェスト(Kanye West)だが、またも仰天発言で世間を騒がせている。
先日、地元シカゴのラジオ局WGCIに出演したカニエは「(2020年の米大統領選挙に立候補すると15年に発表していたが)まだ出馬する意向はあるのか」という問いに対し、「真剣に考えているよ。24年には100%立候補するつもりだ」とコメント。続けてザ・バースデー・パーティー(The Birthday Party)という名の新党結成の考えも明らかにした。
以前からカニエはドナルド・トランプ(Donald Trump)現大統領への愛を力説し、さらに大統領本人とツイッター上で親しげにやり取りを見せ対面も果たすなど、政界への関心を匂わせる行動をたびたび見せてきた。また今年4月に、とあるストリートアーティストが勝手に「#Kanye2024」のテキストと共に大統領選挙への出馬表明ポスターを全米各地に掲示した際、SNSをはじめとした世間の反応が思いのほかよかったことが、今回の発言に多少なりとも影響を与えたのかもしれない。
なおトランプ氏が当選した際には、トランプ氏の当選をよく思わなかった人々の間で「#Kanye2020」というハッシュタグが拡散され、トレンド入りまで果たしていた。