ファッション

「ゾフ」がアンディ・ウォーホルとのコラボで“眼鏡を大衆化する”

 アイウエアブランド「ゾフ(ZOFF)」はアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)にインスパイアされたコラボレーション・シリーズ“アイム アンディ・ウォーホル(I’M ANDY WARHOL)”を発売する。「ゾフ」を手掛けるインターメスティックと米アンディ・ウォーホル財団とのパートナーシップによるもの。

 商品は、ウォーホルのアトリエ兼サロンの名を冠した“シルバーファクトリー”、彼が用いた代表的アート技法に着想した“シルクスクリーン”、彼自身がかけていた眼鏡をイメージした“セルフポートレート”の3シリーズで、全9型47種類。テンプルの内側に刻まれているウォーホルの言葉“誰もが15分間有名人になれる。いずれそんな時代が来るだろう(In the future everybody will be world famous for fifteen minutes)”は、今年の「ゾフ」の“眼鏡が主役となる時代“という思いを込めたスローガン“アイ アム ア ヒーロー!(EYE am a HERO!)”を意識したものだ。

 もともとウォーホル作品が好きで収集している上野博史インターメスティック専務チーフ・デザイン・オフィサーは「どんな時でも見ているだけで明るく幸せな気持ちになれるのがウォーホルの作品だ。アートを大衆化したウォーホルと眼鏡の大衆化を目指す『ゾフ』とは共通する点がある。小手先だけのコラボレーションではなく、『ゾフ』と親和性のあるウォーホルの哲学を商品に落とし込みたい」と話した。

 200以上ある「ゾフ」の店舗とオンラインストアなどで9月14日に発売し(“シルクスクリーン”のみ9月28日発売)、その後、香港やシンガポールなど海外の店舗でも販売する。

関連タグの最新記事

ファッションの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。