エディ・スリマン「セリーヌ」アーティスティック、クリエイティブ&イメージディレクター:1968年、フランス・パリ生まれ。97年にイヴ・サンローランに入社し、「イヴ・サンローラン リヴ・ゴーシュ オム」のデザイナーを務める。2000年に「ディオール オム」のアーティスティック・ディレクターに就任。07年に退任後、13年プレ・スプリングから16-17年秋冬まで「サンローラン」のクリエイティブ・ディレクターとして、メンズとウィメンズのコレクションを手掛けた。退任後は写真家として活動し、18年2月から現職 (c) CELINE, (c) Fairchild Fashion Media, GIOVANNI GIANNONI / WWD (c) Fairchild Fashion Media
2018年2月に「セリーヌ(CELINE) 」のアーティスティック、クリエイティブ&イメージディレクターに就任したエディ・スリマン(Hedi Slimane)は、自身が手掛けた初のコレクションを19年春夏シーズンのパリ・ファッション・ウイークで披露した。ショー発表後にはファッション業界を中心に、さまざまな議論が巻き起こった。「『サンローラン』と同じじゃないか」「『セリーヌ』の顧客は落胆するだろう」という否定派から、「若い新規顧客を開拓できそう」「スタイルを貫く姿勢がかっこいい」という肯定派まで、まさに賛否両論(「WWDジャパン」10月8日号 では彼のデビューコレクションについて論じると共に、国内外の著名人によるコメントを紹介する)。しかし両論ともに共通しているのは「エディはやっぱりエディ」という認識だ。シャープなジャケットにショート丈のブルゾン、そしてピタピタのスキニーパンツ。このエディのスタイルが築いた一時代を振り返る。また、あまりメディアに登場することのない彼の素顔とは。過去の記事からエディ・スリマンの素顔を探る。
READ MORE 1 / 3 功労者フィービーを引き継ぎ「セリーヌ」へ
READ MORE 2 / 3 「サンローラン」を再興するも、後味悪い別れに
SAINT LAURENT
1
/
1
問題になった「サンローラン」2015年春夏コレクションのキャンペーンビジュアル (c) Fairchild Fashion Media
READ MORE 3 / 3 ウィメンズもエディ独自のスタイルに
ウィメンズでもシャープでロックなスタイルを確立
1
/
2
GIOVANNI GIANNONI / WWD (c) FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
GIOVANNI GIANNONI / WWD (c) FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
「サンローラン」2015-16年秋冬パリ・メンズ・コレクション GIOVANNI GIANNONI / WWD (c) Fairchild Fashion Media