小学館はビューティ誌「美的」の“お姉さん版”として40代向けの新雑誌「美的 グラン(GRAND)」(900円、税込)を9月12日に発売した。年4回発行で、各号ごとにテーマを設ける。ミューズにモデルで女優の高垣麗子を起用した創刊号のテーマは“目元comeback”。40代からでも目元が生き生きとする目元ケアとアイメイクを伝えるという。付録として人気ヘア&メイクアップアーティストの河北裕介が考案した、装着するだけで腫れまぶた、くすみ、くまが解消する「“温冷” 2wayゴーグル」を同封する。
同誌の天野佳代子・編集長は「美的」創刊から17年間エディトリアル・ディレクターとして活躍してきた。天野編集長は「美的グラン」の誌面の冒頭で「大人っぽくてエレガントで、だけど自然体、若い子を羨むのではなく、若い子に羨ましいと思わせる。そんな40代を仕上げるには楽しみながら効果を実感できるポジティブな美容が必要。そのためにも、加齢に抗うだけのアンチエイジングではなく、日々アップデートしていく新たな“ネオ・エイジング”を提唱したい」と記している。
「美的」は、30歳前後をターゲットに2001年に創刊。美容誌として09年から9年連続で発行部数・実売部数共に1位を獲得し、キャリア層から高い支持を得ている。