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メガネスーパー社長が初の著書 赤字企業をV字回復させた経営哲学を明かす

 眼鏡専門店チェーンのメガネスーパーを中核企業とするビジョナリーホールディングス(HD)の星﨑尚彦・社長が、初の著書「0秒経営 組織の機動力を限界まで高める『超高速PDCA』の回し方」(KADOKAWA刊)を10月5日に刊行する。

 内容は、倒産寸前だったメガネスーパーの社長に2013年に就任し、16年に同社9年ぶりの黒字化を果たした自身の経営手法や哲学を語るもの。全国400店舗近くを自ら回って改善するキャラバンの熱血指導ぶりや、積極的なM&A(企業の合併買収)による事業拡大はさまざまなメディアで取り上げられた。

 「趣味は会社経営」という星﨑社長は1966年生まれ。早稲田大学法学部卒業後、三井物産に入社し、スイスIMDビジネススクールでMBA取得。三井物産退社後、スイスの「フラー・ジャコー(FURRER JACOT)」、イタリアの「ブルーノマリ(BRUNO MAGLI)」、アメリカの「バートン(BURTON)」など海外ブランドの日本法人トップを歴任した。アパレルメーカー、クレッジ社長を経て13年にメガネスーパー社長に就任し、17年11月にビジョナリーHDを設立した。同社の18年4月期の売上高は計画比5.6%増の217億円、営業利益は同0.2%増の7億円で、3期連続の黒字化を達成している。

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