ファッション

オフランウエイも多様性にあふれるロンドン 2019年春夏ロンドン・ファッション・ウイーク

 9月13~18日に開催された2019年春夏ロンドン・ファッション・ウイークの会場付近では、ランウエイ同様多様性にあふれるファッションがストリートを彩った。今回のロンドン・ファッション・ウイークでの1番のトピックは、リカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)による「バーバリー(BURBERRY)」のデビューコレクション。彼は134体にもおよぶスケールで、「バーバリー」のクラシックスタイルからロンドンらしいパンクなルック、トレンドもきちんと押さえたストリートスタイルまで、全ての年齢の人にアプローチするコレクションを披露した。また今シーズン、ランウエイを圧倒したイットモデルは、活動家としても知られるアジョア・アボアー(Adwoa Aboah)とまだら肌のウィニー・ハーロウ(Winnie Harlow)だった。

 そんなランウエイと連動するように、来場者のファッションも「バレンシアガ(BALENCIAGA)」のフーディーやネオンカラーを着こなしたストリートスタイルからショートレギンスとダウンを着こなしたアスレチックなスタイリング、トレンチコートをさらりと着こなしたスタイルまで多種多様だった。

 だが、よくよく見るとその中にもいくつか共通となるアイテムがある。バッグは折り紙の形のバッグやがま口バッグなど、ギミックや遊び心のあるステートメントバッグが人気。同様に、イヤリングやピアスも大ぶりで顔まわりに視線を集めてくれそうな主役級のものが多かった。またスタイリングでは、何種類もの柄をミックスしたコーディネートが多く見られた。柄はパイソン柄を中心にアニマル柄が多く支持を得た。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。