「コーチ(COACH)」は9月20日、メンズコレクションの初のグローバルアンバサダーにアメリカ人俳優兼プロデューサーのマイケル・B・ジョーダン(Michael B. Jordan)を起用した。ジョーダンは2019年春夏コレクションからウエア、アクセサリー、フレグランスの広告キャンペーンに登場する。また、スチュアート・ヴィヴァース(Stuart Vevers)=クリエイティブ・ディレクターとのスペシャルデザインプロジェクトやコーチ財団との慈善活動にも参画する。
1941年に創業した「コーチ」はメンズのアクセサリーブランドとしてスタートし、75年以上に及びレザー製品を手掛けてきた。ヴィヴァース=ディレクターのもと、現在はニューヨーク発のファッションブランドとしてニューヨーク・コレクションにも参加している。一方でジョーダンは「ファンタスティック・フォー」や「ブラックパンサー」など数々の映画に出演している他、プロデューサーとしても活躍。「コーチ」の現代的なアメリカンドリームに対する信念や前向きな姿勢、さまざまな価値観を受け入れる考え方に共感し、今回アンバサダー就任に至った。
ジョーダンは「『コーチ』ファミリーの一員になれたことを光栄に思う。クリエイティブの現場に飛び込み、違ったフィルターを通してファッションを探求したい」とコメント。ヴィヴァースは「マイケルはクールでオーセンティックであり、“コーチ・ガイ”を体現している。 数年前に彼と出会い、着こなしは素晴らしいとずっと思ってきた。パートナーシップを築いていくことはとても自然な流れだった」と話した。