「ア ベイシング エイプ(R)(A BATHING APE(R))」が29〜30日、特定エリアだけで商品の購入ができるECサイト上のキャンペーンを実施する。ブランド設立25周年を記念した「ベイプ トゥエンティーファイブ(BAPE XXV)プロジェクト」の一環で、ECサイト構築の「ショッピファイ(Shopify)」が運営するフラッシュセールアプリ「フレンジー(Frenzy)」を活用。あらかじめ決められた時間・場所(ジオフェンス)でしか商品が閲覧・購入できない仕組みで、ユーザーは決められた時間・場所に行くことで商品を閲覧、そのまま「ショッピファイ」の決済を使ってECサイト上で商品を購入できる。
今回はジオフェンスを表参道ヒルズに設定、半径350メートル圏内でしか購入ができない新感覚のECサイトといえる。サイトでは2日間、1時間ごとに25周年限定アイテムが公開される予定だ。
また、サービスを提供する「ショッピファイ」も同日(29〜30日)、表参道の「COMMUNE 2ND」でECサイト向けのポップアップイベントを開催。同サービスを利用する13ブランドが参加し、リアルで顧客接点を作る場を提供するとともに、「ショッピファイ」の認知向上を目指す。
「ショッピファイ」はグローバル展開を含めたECサイトを手軽に構築できるサービスとして2004年にカナダでスタート。現在は「ロレアル(L'OREAL)」などの大手ブランドをはじめ世界175カ国で60万以上のブランドが利用している。グローバルでの年間流通総額は6兆円。日本では17年11月に法人を設立した。