イタリアの大手アイウエアメーカー、サフィロ(SAFILO)は、「バナナ・リパブリック(BANANA REPUBLIC)」とアイウエアのライセンス契約を2025年1月まで更新した。06年の契約締結から2度目の更新となる。
今年、創業40周年を迎えた「バナナ・リパブリック」の業績は好調で、第3四半期の売上高は前期比4%増の6億ドル(約672億円)だった。一方、サフィロはアメリカやヨーロッパ市場の不調が響いて苦戦が続いており、18年1~6月期決算の売上高は同10%減の4億9200万ユーロ(約649億円)、純損失は前期の600万ユーロ(約7億9000万円)から1000万ユーロ(約13億2000万円)に悪化している。「ディオール(DIOR)」「フェンディ(FENDI)」「ジバンシィ(GIVENCHY)」などのライセンスブランドを強化する他、ハウスブランドである「ポラロイド(POLAROID)」「サフィロ(SAFILO)」「スミス(SMITH)」「カレラ(CARRERA)」を拡大し、巻き返しを図る方針だ。