パルは、東京・原宿の明治通り沿いのセレクトショップ「チャオパニック・カントリーモール(CIAO PANIC COUNTRY MALL)」を9月24日で閉め、新業態のショップ「ベースヤード トーキョー(BASEYARD TOKYO)」を10月5日にオープンする。
店舗は2フロア構成で、「チャオパニック(CIAOPANIC)」「カスタネ(KASTANE)」「ミスティック(MYSTIC)」「フーズフーギャラリー(WHO’S WHO GALLERY)」、そして引き続き「チャオパニック・カントリーモール」のアイテムを垣根なく並べる。「フロントヤード」と題した1階のエントランス付近のイベントスペースには、オープンから1カ月間、カジュアルファッション雑誌「リル(LILLOU)」(三栄書房刊)と連動したコーナーを特設。また2階奥のスペースは「バックヤード」と名付け、約1万冊の漫画を取りそろえるなど、カルチャー発信の場としての性質ももたせる。
オープン初日はカルチャー動画メディア「ルーテ(lute)」と協同してライブを開催し、“東京のインディー三銃士”と称されるロックバンド「ミツメ」とヒップホップユニット「FNCY」が出演する。
前身の「チャオパニック・カントリーモール」は2015年11月、総合ディレクターにスタイリストの熊谷隆志を招いて複合型ショップ「CPCM」としてスタートし、アメリカのクラフト雑貨、家具などを販売。17年9月に店名を改称し、客層拡大へ向けオリジナルブランドやインポートの展開を強化していた。