PHOTO BY IKU KAGEYAMA
2019年春夏パリ・ファッション・ウイーク初日の9月24日に登場した「グッチ(GUCCI) 」は、アレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)=クリエイティブ・ディレクターが描く特有の世界観を1980年代の要素をふんだんに取り入れて表現しました。
ショーでは自分の目の前を5秒ほどで通り過ぎてしまうため、ディテールを全て確認するのはほぼ不可能。なのでブランドの多くは、より間近でコレクションを見て、触れて、確かめることができるように日を改めて関係者向けに展示会形式でコレクションを披露してくれます。
「グッチ」も例に漏れずショーの翌日から展示会を開催。そこで弊紙パリコレチーム総動員でディテールをチェックしました。するとかわいい“空飛ぶ豚さん”や一見ギョッとするようなキモかわいい心臓のエンブロイダリーなど、さまざまなモチーフを発見。コレクション画像ではなかなか発見できないモチーフを一挙に紹介します。
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展示会でも「カワイイ!」の声が多かった“フライイング・ピッグ(空飛ぶ豚)”のブローチ。つぶらな瞳とくるんと巻いたしっぽがキュートです PHOTO BY IKU KAGEYAMA
ブルーのシャツに3センチくらいのワッペンが付いていて、よく見るとこちらも豚さん!「3匹の子豚」に出てくる豚だそうです。ミケーレは豚ブームだったのでしょうか(笑)。モデル顔負けのポージングと表情がキュート PHOTO BY IKU KAGEYAMA
今季はアニマルモチーフ多し。キレイなブルーのネコはブローチと小物を入れられるタイプの2種類を展開。カラーバリエーションも豊富でついついコレクションしたくなるかわいさ PHOTO BY IKU KAGEYAMA
クレッセントムーン(三日月)に見せかけて実は「グッチ」の“G”マークになっているところがニクイ演出 PHOTO BY IKU KAGEYAMA
シューズに施されたビーズ刺しゅう。“AM”ってなんだろう?と思っていたらアレッサンドロ・ミケーレのイニシャルとのことでした PHOTO BY IKU KAGEYAMA
バッグやウエアなどあらゆるアイテムに採用されたイチゴモチーフも展示会で大好評。今季のインスピレーション源になった1980年代にはイチゴ柄が多かったそうです。かじった部分に“GUCCI”と文字が乗っているイチゴが大人気でした PHOTO BY IKU KAGEYAMA
食べ物シリーズ(?)、お次はホタテです。シューズにあしらったホタテは大ぶりでかなりの存在感。さりげない“GG”マークもポイント PHOTO BY IKU KAGEYAMA
スニーカーにあしらわれたのはチェリー。葉っぱ部分がややグロテスクですがずっと見ているとかわいく見えてくる!? PHOTO BY IKU KAGEYAMA
リュックに施されたエンブロイダリー。初めは「またイチゴ?」と思いましたが心臓なのだとか。細かい血管まで忠実に再現しています PHOTO BY IKU KAGEYAMA
こちらは新作バッグにあしらわれた蝶のモチーフ。ぱっと見はかわいいけれど、よくよく見ると意外とグロテスク! PHOTO BY IKU KAGEYAMA
米シンガーのドリー・パートン(Dolly Parton)がデニムジャケットのバック一面に描かれています。これを着るにはかなりの勇気がいるかも? PHOTO BY IKU KAGEYAMA
こちらもドリー・パートンモチーフ。デフォルメされたことでかわいさがアップして着やすさもアップ PHOTO BY IKU KAGEYAMA
今季話題になったミッキーマウスとのコラボバッグ。ミッキーの口が見えないせいか、目が据わっているように見えて、普段は感じない威圧感です(笑) PHOTO BY IKU KAGEYAMA
ミッキーマウスコラボその2がこちら。真っ白なミッキーに赤でペイントが施されています。手描き感が意外とかわいい。2つのミッキーと並んで“生首ごっこ”をして写真を撮る来場者が多かったとか PHOTO BY IKU KAGEYAMA
リュックのストラップ部分全面にあしらわれた豪華ビジュー!かわいいけれど、強く握ると痛そうです(笑) PHOTO BY IKU KAGEYAMA