阪急阪神ホールディングスは、阪急西宮北口駅近くのショッピングセンター阪急西宮ガーデンズの大規模なリニューアルを行い、また別館を開業する。
10月1日、阪急西宮ガーデンズの南側(兵庫県西宮市深津町7-21)に「阪急西宮ガーデンズ 別館」を開業する。1〜2階に内科と小児科、調剤薬局が入り、475台を収容できる駐車場を併設。同施設周辺道路の混雑緩和を図る。
別館開業にあたり、11月21日には阪急西宮ガーデンズの名称を「阪急西宮ガーデンズ 本館」に変更。2019年3月以降、51店舗が順次改装および移転をし、24店舗が新たに出店する。新規店舗には、日本初上陸の仏スポーツ店、「デカトロン(DECATHLON)」などがある。
また、阪急西宮北口エリアに現在建設中の「西宮北口阪急ビル(仮称)」(兵庫県西宮市高松町5-22)を「阪急西宮ガーデンズ ゲート館」として11月21日に開業する。地下1階・地上10階建てで、延べ床面積は、1万1600平方メートル。カフェや飲食店が出店するほか、認可保育所や学童保育、レディースクリニックなど文化・保育サービスを充実させる。
阪急西宮ガーデンズは08年に開業し、11月26日で10周年を迎える。来場者数は17年度末時点で延べ1億7900万人にのぼる。開業10周年を機に店舗の構成を大幅に見直し、阪急西宮北口駅エリアの拡充を図る。