「WWDビューティ」10月4日号は、フレグランスの特集です。2017年の日本のフレグランス市場売上高は前年比6.9%増、18年も同程度の伸長を見込んでおり、数年来拡大が続いています。その背景としてライトフレグランス市場の成長や、高価格帯の外資系ブランドによる汎用性や利便性をうたったアイテムの投入などがあります。
本特集では、フレグランス市場をめぐる近年の動向と注目トピックスを10のカテゴリーにわけて紹介しています。エスティ・ローダー(Estee Lauder)の孫娘が手がける「エアリン(AERIN)」をはじめとした日本上陸ブランド、「クヴォン・デ・ミニム(LE COUVENT DES MINIMES)」など歴史あるブランドのリブランディングなど、18年を象徴するフレグランス業界の動きと新作をまとめています。
フレグランス業界の活気は、ビッグメゾンや老舗ブランドも動かしました。「ディオール(DIOR)」が19年ぶりにウィメンズ新作香水を発売した他、「ミラー ハリス(MILLER HARRIS)」や「サルヴァトーレ フェラガモ(SALVATORE FERRAGAMO)」は新コレクションを発表しています。それらの製品を紹介すると共に、メンズフレグランスの進化や有名ブランドから発売される新作もピックアップします。
ニュース面では、賛否両論と共にその効果についても注目が集まり、インディーズブランドから高級ブランドまで広がりを見せるカンナビス(大麻)を使った化粧品を紹介しています。その他、木村拓哉と工藤静香の次女でモデルのKoki,をビューティアンバサダーに抜擢した「シャネル(CHANEL)」、本田圭佑らが立ち上げたベンチャーファンドに投資した資生堂について取り上げました。
その他、DHCから発売される“年齢肌をプラスにする”高級美容液や、「エテュセ(ETTUSAIS)」による時短に着目したスキンケアとメイクの新商品も紹介。ブルーベル・ジャパンが手がける香水選びのサポートサイト「パフューミー診断」や、人気ヘアサロン「オーシャントーキョー(OCEAN TOKYO)」が行ったトークイベントの模様も掲載しています。