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D2Cブランドの「10YC」がサービス再開、安定的な商品供給目指す

 8月31日からECサイトを一時休止していたD2C(Direct to Consumer)ブランドの「10YC」が3日、サービスを再開した。休止中には安定的に商品を届けること、より多くの新商品を届けることを目的に、安定的な商品供給の仕組み作りに注力した。今後は在庫切れの商品でも次回の入荷時期がはっきりわかるようになる。また、新商品の開発においても、アイテムや素材ごとに専門企業とパートナーシップを組み、 より効率的な商品開発を進めるという。

 下田将太・代表は、「作り手が想いを込めて作ったものが、着る人の毎日を変える。その商品をしっかり皆さまに届けることが私たちの使命だと考える」とコメントする。

 「10YC」は大手アパレル出身の下田代表が2017年8月にクラウドファンディングでテスト販売を開始。11月にECサイトでの本格販売をスタートした。製造委託先の工場と直接取引をすることで従来の中間マージンを省いたD2Cブランドで、“10年着続けたいと思える服”をテーマに長く着られるベーシックなアイテムを生み出している。8月31日から安定的な商品供給の仕組みを整えることを目的に、サービスの一時休止を発表していた。

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