10月1日にパリのフォンダシオン ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton Foundation)で催された「ジャン・ミシェル・バスキア(Jean Michel Basquiat)展」と「エゴン・シーレ(Egon Schiele)展」の内覧会に、前澤友作ゾゾ(ZOZO)社長やベルナール・アルノー(Bernard Arnault)LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)会長兼最高経営責任者(CEO)、ガゴシアン・ギャラリーのオーナーのラリー・ガゴシアン(Larry Gagosian)らファッションとアート界の著名人が集結した。両展覧会は同所で2018年10月3日から19年1月14日まで開催中だ。「バスキア展」は、バスキアの1980〜88年の制作キャリアを振り返る構成となっており、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)との共同作品など計120作品が展示される。
アート界からは、ガゴシアンの他、シャフラジ・アート・ギャラリーのトニー・シャフラジ(Tony Shafrazi)=オーナー、アネット・メサジェ(Annette Messager)、クリスチャン・ボルタンスキー(Christian Boltanski)らアーティスト、ジェローム・ドゥ・ノワールモン(Jerome de Noirmont)、ピーター・ブラント(Peter Brant)「インタビュー マガジン(Interview Magazine)」オーナーやフィリップ・ニアルコス(Philip Niarchos)らアートコレクター、建築家のピーター・マリノ(Peter Marino)、パブロ・ピカソ(Pablo Picasso)の孫娘のダイアナ・ウィドメーヤー・ピカソ(Diana Widmaier Picasso)らが来場した。
ファッション界からは、クリス・ヴァン・アッシュ(Kris Van Assche)「ベルルッティ(BERLUTI)」クリエイティブ・ディレクター、アントワン・アルノー(Antoine Arnault)「ベルルッティ」CEO、デルフィーヌ・アルノー(Delphine Arnault)=ルイ・ヴィトン エグゼクティブ・バイス・プレジデントとそのパートナーの富豪、グザヴィエ・ニール(Xavier Niel)、アレクサンドル・アルノー(Alexandre Arnault)=リモワ共同CEO、シドニー・トレダノ(Sydney Toledano)=LVMHファッショングループ会長兼CEOとその妻のカティア・トレダノ(Katia Toledano)、ピエトロ・ベッカーリ(Pietro Beccari)=クリスチャン ディオール クチュール会長兼CEOらLVMHの重要幹部が一堂に会した。
その他、元プロサッカー選手のデヴィッド・ベッカム(David Beckham)、ジュエリーデザイナーのヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌ(Victoire de Castellane)、モデルのナタリア・ヴォディアノヴァ(Natalia Vodianova)、俳優のオーウェン・ウィルソン(Owen Wilson)らが来場した。
熱心なアートコレクターとしても知られる前澤社長は、昨年5月に124億円で落札したバスキアの「Untitled」(1982)を同展に展示協力している。バスキアとコラボした「コム デ ギャルソン・シャツ(COMME DES GARCONS SHIRT)」2018-19年秋冬メンズ・コレクションのシャツを着用していた前澤社長は、ベッカムやアルノーLVMH会長兼CEOらとの写真を自身のインスタグラムに「アートは人と人を繋ぎ、人を笑顔にする。素晴らしい」というコメントと共にアップしている。また、交際中の剛力彩芽と「Untitled」(1982)のツーショットも掲載している。一方、剛力も自身のインスタグラムで「Untitled」(1982)を鑑賞する自身の写真をアップしている。
前澤社長は9月28日にパリのオテル・デ・ザンヴァリッド(L'hotel des Invalides)で開催されたエディ・スリマン(Hedi Slimane)による「セリーヌ(CELINE)」2019年春夏コレクションのショーにも、剛力と共に来場していた。