コロンビアスポーツウェアジャパンは、カリフォルニアのサステイナブル・ライフスタイルブランド「プラナ(PRANA)」の日本本格展開に合わせ、国内初の直営ECサイトを開設した。日本での人気も高いクライミングショーツの“スーパーモジョショーツ(SUPER MOJO SHORTS)”や、カリフォルニアのライフスタイルに合わせたそのまま散歩や運動もできるポケット付きのタイツやブラトップを販売する。
サイトのオープンを記念して、9月27日に神奈川県・葉山町でブランドの哲学やリアルなカリフォルニアのライフスタイルを伝えるプレゼンテーションや、「プラナ」を着用してのヨガセッションが行われた。インスタグラムで320万フォロワーを持つフォトグラファー兼サーファーのクリス・バーカード(Chris Burkard)らをゲストに迎え、終了後にはサンセットパーティーも催された。
「プラナ」は1992年にビーバー・セオドラキス(Beaver Theodorakis)と妻のパム・セオドラキス(Pam Theodorakis)がガレージでスタートした。ビーバーがクライミング、パムがヨガを趣味としており、それぞれのジャンルで満足できるウエアがなかったため2人でデザインを手掛けるようになった。93年から製品タグに再生紙を使用し、2011年にはアパレルブランドとして初めてフェアトレード認証製品を販売。14年にコロンビアスポーツウェア傘下となり、18年には全ての綿素材を100%オーガニックに変更した。綿以外も基本的に再生可能な素材のみを選定して開発するサステイナブルブランドだ。
コロンビアスポーツウェアジャパンのマッスィモ・ラッザリ(Massimo Lazzari)社長は、「『プラナ』はクライミングとヨガをルーツとするが、それだけではない。ECサイトをきっかけにライフスタイルに寄り添うブランドであることを周知したい」とコメントし、ブランドストーリーや日本での情報を伝える国内向けのインスタグラム(@prana_jp)もスタートした。実店舗については、「19年の春に関東エリアにオープンしたい。その後も適切なロケーションを探しながら出店していきたい」とした。ただし店舗数には固執しておらず、「ブランドのサステイナブルな考えを知ってもらうことが大事」と述べた。
来日したラス・ホプカス(Russ Hopcus)「プラナ」プレジデントは、18年に「プラナ」は25周年を迎えた。この記念すべき年に、アジアの中で最も大事なマーケットになるであろう日本で本格展開できることをうれしく思う。日本がアジアのゲートウエイになることを信じている」と語った。
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コロンビアスポーツウェアジャパン
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