「ロンジン(LONGINES)」は、光の点滅による時間帯管理システムのフラッシュセッティングを搭載した“コンクエストV.H.P.(CONQUEST V.H.P.)”GMTモデルを今冬発売する。価格は15万9000円で、PVDコーティングを施したモデルは19万6000円。
通常、腕時計はりゅうずで時刻を調整するが、同モデルはホームタイムとローカルタイム2地点の時間帯を、スマートフォンの専用アプリと光を使って設定する。これがフラッシュセッティングだ。
設定にWi-Fiやブルートゥースは不要。アプリ内の時間帯情報が、スマートフォンのフラッシュ機能を使った光の点滅によって時計に転送され、インデックス上の「12」(時位置)に配されたセンサーが受信する。スワップ機能も搭載し、りゅうずを押せば2つの時間帯が入れ替わる。
“コンクエストV.H.P.”は、1984年に発表されたクオーツ時計。V.H.P.とはVery High Precision(超高精度)の略で、その名の通りに年差±5秒という超高精度を持つ。3針モデルとクロノグラフモデルが販売されていたが、GMTモデルが3モデル目として加わった。