最近のヘアカラーのトレンドといえばアッシュ系を中心に寒色系ヘアカラーが定番になっているが、秋冬はピンク、レッド、オレンジといった暖色系の人気も高まる時季。今回ヘアカラーに定評のある齋藤剛「ダブ(DaB)」代官山店 副店長やACO「コクーン(Cocoon)」ヘアスタイリスト、MANAMI「シャチュー(SHACHU)」スタイリスト、山下純平「ナヌーク(nanuk)」ディレクターの4人の人気美容師に、この秋冬に提案したいトレンドカラーを表現してもらった。正面、横、後ろからカラーをチェック。
バレイヤージュで魅せるラベンダーアッシュ
1 / 3
今回提案したのはバレイヤージュ(均一ではなくグラデーションをつける塗布法)で立体感を出したラベンダーアッシュ。最近はレイヤースタイルも増え、明度差による立体感のあるヘアカラーが求められている(齋藤「ダブ」代官山店 副店長)。 PHOTO BY TAKUYA NAGATA
根元暗めのハイトーン ムラ感のあるゴールドヘア
1 / 3
赤味のないゴールドヘアで、根元は暗めにすることで適度にメリハリのある立体的なヘアに仕上げた。デザイン的にはハイトーンでも根元は暗めがトレンド。ただ、根元も地毛の黒いままではなく、少しだけ明るめのカラーにすることがポイント(ACO「コクーン」ヘアスタイリスト)。 PHOTO BY YOHEI KICHIRAKU
前髪にコントラストをつけたワインレッドヘア
1 / 3
ワインレッドのような深い暖色系は秋冬のファッションともマッチする。今回は前髪と根元だけ暗くしてコントラストをつけているので、色落ちする過程も楽しめる。ファッション同様にヘアカラーを楽しむ傾向はまだ続きそう(MANAMI「シャチュー」スタイリスト)。 PHOTO BY YOHEI KICHIRAKU
艶感と深みのある上質なブラウンヘア
1 / 3
極力赤みを抑えた艶感のあるブラウンを提案。今だとブラウン系は敬遠されがちだが、赤みを抑えた上質なブラウンなら提案しやすい。特に20代中盤~30代にとって艶感はマストなので、ブラウンならそうした質感もキレイに表現できる(山下「ナヌーク」ディレクター)。 PHOTO BY YOHEI KICHIRAKU