紙面紹介

2019年春夏ミラノ・コレ第2弾 フィービー「セリーヌ」退任でできた空白の“オトナ女性”市場を担うのは「ジル・サンダー」

 10月15日号の「WWDジャパン」は、2019年春夏ミラノ・コレクション報道の第2弾です。ミラノを含め、19年春夏の海外コレクションではスポーツが本命トレンドとして浮上しました。直球のスポーツスタイルは日本の働く女性の日常着としてはなかなか取り入れづらいですが、「プラダ(PRADA)」「ヌメロ ヴェントゥーノ(N21)」などのミラノブランドは、スポーツ要素をエレガントに提案しており、着こなしのヒントが詰まっています。大人の上質な日常着として期待が高まる「ジル・サンダー(JIL SANDER)」をはじめ、注目ブランドのルックも豊富に取り上げています。

 「セルジオ ロッシ(SERGIO ROSSI)」「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」などのミラノを代表する雑貨ブランドでは、ネオンカラー使いが19年春夏のトレンドとして広がっています。“ダッドスニーカー”の進化版といえる、ダッドソールのスポーツサンダルも増えています。

 ニュース面のトップ記事は、「ユニクロ」を手掛けるファーストリテイリングが公開した、東京・有明本部内の物流倉庫について。“物流後進企業”であった同社がマテハン(物流機器)の世界トップメーカーであるダイフクとパートナーシップ結び、二人三脚で構築した最新倉庫を詳しく解説しています。同倉庫を皮切りに、ファーストリテイリングは世界各国の物流倉庫に1000億円規模の投資をして倉庫の自動化を推進。目標とする“情報製造小売業”へと改革を進めています。売上高が2兆円を突破した同社の2018年8月期決算についての解説記事も掲載しています。

 中国のミレニアルズに大きな影響力を持つ、俳優・歌手のエディソン・チャン(Edison Chen)のインタビューにも注目です。藤原ヒロシや高橋盾「アンダーカバー(UNDERCOVER)」デザイナーなどとも親交が深いチャン氏は、今コラボ商品を企画すると中国人に飛ぶように売れる存在で、各国の有力デザイナーやバイヤーにも注目されています。なぜ彼が支持されるのかに迫っています。

CONTENTS

IN FOCUS

  • 2019年春夏ミラノ第2弾 次を担うのは「JIL SANDER」 フィービーの「セリーヌ」退任でできた空白の“オトナ女性”市場

EDITOR’S VIEW

  • 「エクスクルーシブ」は、ダサい

NEWS

  • “物流後進企業”“丸投げ”“大混乱”から、ダイフクと連携し最先端へ 「ユニクロ」倉庫自動化の必然
  • 3大セレクトショップ ウィメンズに勢い 独自戦略が奏功し売り上げ拡大

SERIES

  • お父さんのためのインフルエンサー・マーケティング講座 最終回
  • アトモス社長・本明秀文のSNEAKERS LIFE
  • ファッション業界人物列伝:スタイリスト 原由美子 第9話

FASHION PATROL

  • 盛り下がってたなんて言わせない…! 感動アリ笑いもアリ ミラノの底力を検証

WEEKLY SCHEDULE

  • 10月15日~10月21日

COVER ON COVER

  • Amazon Fashionが最多の6ブランドを招致 東京の街と共に発展し続ける“AT TOKYO”

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WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

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