日本ジーンズ協議会は、“最もジーンズが似合う有名人”を決める「ベストジーニスト2018」を発表した。一般選出部門の男性はHey! Say! JUMPの中島裕翔が2年連続で、女性は菜々緒が3年連続3回目の受賞で殿堂入りした。協議会選出部門では荻野目洋子、高橋一生、長谷川潤が受賞した。
一般選出部門は17年10月から18年の8月までハガキやウェブで投票を受け付け、過去最多の22万6192票を集めた。中島が6万313票、菜々緒が5万9958票を獲得し、2位以下に大きく水をあけた。中島は「『ベストジーニスト』はジャニーズ事務所の先輩が受賞してきた名誉あるアワード。平成最後の年にヘイセイと名の付くグループに属する僕が受賞でき、とても光栄だ」と述べ、史上9人目となる殿堂入りを果たして金の盾を手にした菜々緒は「家宝にしたい。ジーンズのように長く愛される存在でありたい」とコメントした。
今回から新たに、「アマゾン ファッション ウィーク東京(Amazon Fashion Week TOKYO)」 × 協議会選出部門が設けられ、日本産デニムを使ったコレクションを発表するデザイナーを表彰した。第1回は「ファクトタム(FACTOTUM)」の有働幸司が受賞した。有働は「『ファクトタム』を始めて15年。デビュー時からデニムはブランドのメーンアイテムであり、産地に出向くたびに職人の熱い思いに感銘を受けている。日本の魂を微力ながら世界に届けたい」と話した。有働を祝福するため、サプライズゲストとしてSNSフォロワー4700万超えのモデル、キャメロン・ダラス(Cameron Dallas)が「ファクトタム」を着用して登場した。
「ベストジーニスト」は1984年にスタートし、今年で35回を迎えた。一般選出部門、協議会選出部門の他、一般新人部門、2018年度に新設されたキッズ部門の4つの部門からなり、毎年部門ごとに選出・表彰する。