「WWDビューティ」10月18日号は、2000年に入り徐々にその名が聞こえ始めた“美容家”にクローズアップします。勢いは増し続けるものの、はっきりした定義付けのない美容家の仕事とは何か? 華やかに見える美容家の、理想と現実に迫ります。
そもそも美容家という肩書はいつ生まれたのか――その黎明期を知るであろう佐伯チズ・美肌顔師は「知識と経験が備わってようやくスタートラインに立てる。美容家と名乗ることができるのはそれから」と語ります。ではその肩書に求められる素質とは何でしょうか?今特集では、佐伯・美肌顔師をはじめ、6人の美容家にインタビューをしました。
美容家だけでなく経営者としての顔も持つ石井美保・美容家と山本未奈子・美容家、「美白といえばこの人」と言われる深澤亜希・美容家、日本化粧品検定協会の代表理事を務める小西さやか・美容家、デジタルネイティブ世代らしく、SNSを通じて活動を広げる松下侑衣花・美容家。さまざまな活動を通じて美容を体現する彼女たちのインタビューからその仕事を探る他、脚光を浴びるビューティ系資格も紹介します。
ニュース面では、若い男性を中心に圧倒的な支持を得ている美容師・高木琢也「オーシャントーキョー(OCEAN TOKYO)」代表に今後のビジョンを聞きました。さらにホテルをイメージしたイベントを2日間限定で開催した「イヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)」、フレグランスブランド「デイカ(DEICA)」の社長が手掛ける筋肉に着目した新ブランド、トレンドメイクに特化したアインズ&トルペ渋谷2号店を取り上げました。
また、人気美容師の柳亜矢子「ブローチ(broocH)」ディレクターがプロデュースするヘアブランド「リレイ(LILAY)」の新商品、「コスメデコルテ(DECORTE)」から発売される“肌やせ”に対応した高級クリームを取り上げた他、トピックスとして「ロクシタン(L'OCCITANE)」が東京ミッドタウンで開催したイベント、美容業界のテクノロジーをテーマにしたセミナー「ビューティ×テックフォーラム2018」の模様もお伝えします。