光文社が発行する雑誌「ビス(bis)」は、中郡暖菜(なかごおりはるな)・編集長の任期満了に伴い、大給近憲(おぎゅうちかのり)・発行人が編集長を兼任することを発表した。新体制は2019年1月号(12月1日発売)から。
同社は「ビス」の今後の編集方針を、公式サイト「ビスウェブ(bisweb)」やインスタグラムとの連携を強化し、“見るだけで可愛くなれるミレニアル世代のファッション&ビューティ”をテーマに情報を発信するとした。
中郡・編集長は、12年に徳間書店の雑誌「ラルム(LARME)」を創刊し編集長に就任。当時26歳で、同社が発行する雑誌の編集長としては最年少だった。06年8月号から休止していた「ビス」を17年5月に復刊し、編集長に就任。最近では、人気雑誌の編集長としてテレビ番組に出演するなど注目を集めていた。
大給・発行人は、1984年に光文社に入社。雑誌「クラッシィ(CLASSY.)」の創刊に携わった後、「マート(Mart)」編集長、「女性自身」編集長代理などを経て、2018年8月に取締役就任。「マート」時代には“食べるラー油”ブームの火付け役となった。