10月22〜28日に「WWD JAPAN.com」で掲載した記事の中から、主要ニュース5本をお届け。併せて人事ニュースもまとめて紹介する。
今週の主要ニュース
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ジョンソン・エンド・ジョンソンが「ドクターシーラボ」のシーズHDを買収
米ジョンソン・エンド・ジョンソン(Johnson & Johnson以下、J & J)は、ビューティブランド「ドクターシーラボ(DR.CI:LABO)」やエステティックサロンを手掛けるシーズ・ホールディングス(以下、シーズHD)を買収する。両社が10月23日、発表した。J & Jは2018年10月29日~19年1月10日にかけてTOB(株式公開買い付け)を実施。1株当たり5900円、総額約1500億円で買い付けを行う他、創業者で筆頭株主の城野親徳・会長らの保有株式を約800億円で取得し、子会社化する。(詳細はこちら)
専門資格を持つスタッフによる骨格診断
三越日本橋本店「売り方革命」の店内を初公開
三越日本橋本店は24日、第1期リニューアルオープンをした。特徴は売り場だけでなく“売り方”の改革に力を入れていること。ブランドや商品の垣根を超えて一人一人を接客するコンシェルジュを約90人配置。デジタルによる顧客データの一括管理に基づくきめ細かいサービスによって顧客満足度を高め、ECと差別化した百貨店ならではの買い物体験を提供する。(詳細はこちら)
PHOTO BY SHUHEI SHINE
「ビームス 六本木ヒルズ」の店舗を公開 カジュアルからドレスまでビームスらしいスタイルを提案
ビームスは27日、最大規模となる「ビームス 六本木ヒルズ」をオープンした。六本木ヒルズ ウェストウォーク2、3階で、「ザラ(ZARA)」の跡地になる。2階(面積約400平方メートル)にメンズとウィメンズのカジュアルを、3階(約600平方メートル)にメンズとウィメンズのドレスを展開。同店舗からデビューするブランドや日本を含めた世界中のブランドとコラボレーションしたエクスクルーシブアイテムを数多くそろえる。また、トルソーを約80体使用し、コーディネート提案していることも特徴だ。(詳細はこちら)
谷正人・最高経営責任者(CEO)
急減速でもTOKYO BASEの谷正人CEOが強気なワケ
急成長を続けてきたTOKYO BASEに急ブレーキがかかっている。2018年3〜8月期決算は、売上高が前年同期比3.3%増の57億円、営業利益が同28.9%減の4億7100万円、経常利益が同28.4%減の4億7400万円、純利益が同29.4%減の3億2300万円と大幅な減益を強いられた。“東京発世界へ”を打ち出し、常識にとらわれない柔軟な発想で快進撃を続けてきた同社だが、主力事業「ステュディオス(STUDIOUS)」が昨年下期からの不振から抜け出せていない。谷正人・最高経営責任者(CEO)は、「昨年までは頭の中で海外が優先順位の上位にあった。下期からは国内事業にフルコミットしていく」と立て直しを急ぐ。(詳細はこちら)
17年の「コンプレックスコン」での「ナイキ」のブース、AF-100センターコート (c) FAIRCHILD PUBLISHING, LLC
「ナイキ」が18年の「コンプレックスコン」不参加 ヴァージル・アブローはゲスト出演
ナイキ(NIKE)が、ストリートカルチャーの祭典「コンプレックスコン(ComplexCon)」に参加しないことが分かった。同社の広報担当者は24日、不参加の理由について「イベント側に問題はなく、良い関係を築いている。今年の参加は見送った」とコメントした。「コンプレックスコン」の広報担当者はコメントを控えた。同イベントは11月3〜4日にカリフォルニア州ロングビーチで開催される。(詳細はこちら)
今週の人事ニュース
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オーギュスタン・ドルマイヨ=「バリーニットウェア」アーティスティック・ディレクター
シャネル傘下ニットブランドに29歳の新ディレクター
シャネル(CHANEL)傘下のニットブランド「バリーニットウェア(BARRIE)」は2019年春夏から、新アーティスティック・ディレクターにシャネル ストゥーディオ所属のオーギュスタン・ドルマイヨ(Augustin Dol-Maillot)を起用した。(詳細はこちら)