「メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)」が11月中旬にセカンドラインを立ち上げるようだ。また、初のホテル業態「ホテル キツネ(HOTEL KITSUNE)」をインドネシア・バリに2020年オープンするという。英ファッションメディア「ビジネス・オブ・ファッション(The Business of Fashion以下、BoF)」のインタビューで、ジルダ・ロアエック(Gildas Loaec)最高経営責任者(CEO)が明かした。セカンドラインの詳細については不明だが、“ジェンダーレス”がキーワードとなるようだ。
またロアエックCEOは「私たちには勢いがあり、たくさんのファンがいる。さらに成長するためのターニングポイントに来ている」と強調。昨年4000万ユーロ(約51億6000万円)の売上高を「5年以内に1億ユーロ(約129億円)にしたい」と語っている。
19年からはアジア市場でのさらなる拡大を目指し、特にインドネシアとグレーターチャイナに注力。5年以内に50店を出店する計画のようだ。バリでのホテル開業はそのアジア戦略の一環であり、「ホテルはキツネブランドができることを見せる“ショーケース”になる」という。