ドイツの高級ぬいぐるみブランド「シュタイフ(STEIFF)」と藤原ヒロシが主宰するデザインプロジェクト「フラグメント デザイン(FRAGMENT DESIGN)」とのコラボレーションによるテディベアのラグが、11月23日に発売される。2年前に発表したキーリングに次ぐ第2弾。アルカンターラ社の素材を使用し、限定品の証しである赤と白の耳タグを付けている。価格は14万5000円。ドーバー ストリート マーケット ギンザとシュタイフ社の公式サイトで販売される。
「シュタイフ」は1880年にマルガレーテ・シュタイフ(Margarate Steiff)が創業。マルガレーテが甥や姪のために作ったクリスマスプレゼントがぬいぐるみ作りのきっかけとなり、彼女を手伝った甥の“本物のようなクマのぬいぐるみ”を作りたいという提案から、世界最初のテディベアといわれるモデルが誕生した。セオドア・ルーズベルト(Theodore Roosevelt)米第26代大統領は狩りに出た際に傷を負ったクマを撃たなかったこという話が知られるようになり、彼の愛称が“テディ”だったことから、アメリカでもクマのぬいぐるみ人気が高まったというエピソードが残る。
「シュタイフ」の日本総代理店はMS1880。